ガイドライン委員会

IVR 領域では世界的レベルで容認されている新しい手技、あるいは器具に関しての承認が遅れ、必要な患者さんに提供できない事態が多々ある。また IVR 手技そのものの認知度が低いため有効な治療が適切に患者さんに提供されていないこともある。このような事態を回避するため新しい手技あるいは認知度の低い手技が適切な器具と技術により安全に行われるように進めることは日本 IVR 学会の使命である。一方、多くの IVR 手技は名人芸、わざの領域が重要なポイントではあるが IVR の普及、啓発、教育活動においてはEBMに基づく診療態度と考え方が必要である。このような背景の元に日本 IVR 学会ガイドライン委員会が立ち上がった。

ミッション:

IVR手技およびそれを取り巻く臨床的諸問題について標準的な考え方を示し会員が現場で判断する手助けになることを目的に、現時点での各々のIVR手技の位置づけ、適応、方法、有効性についてまとめることにある。

手法:

EBMの手法に則り、過去の論文およびエキスパートオピニオンなどを元に可能な限りバイアスのないデータに基づく根拠のある研究成果を網羅的にレビューし、臨床的問題点に対して推奨度を示しその解説を行う。

課題選定:
臨床的に重要な課題であり、かつ IVR 学会がイニシアチブをとることが重要な領域を取り上げる。また他学会を中心に作成されている診療ガイドラインの IVR 領域に積極的に関与し、 IVR が正しく評価されるように努める。新たな手技やデバイスの使用に対して、安全かつ適切に普及するために必要なガイドライン作成にも関与する。上記のような観点からガイドライン委員会で項目を選択し、それぞれ委員長を選任し小委員会を構成しガイドライン作成に取り組む。



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