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ご挨拶

 

日本インターベンショナルラジオロジー学会・    
日本心血管インターベンション治療学会   合同認定
インターベンションエキスパートナース制度委員会  

委員長  吉岡 哲也
副委員長 一色 高明

 

 近年、医療においては関係するそれぞれの職種がその専門性を発揮することを基盤としたチーム医療が求められ、多くの職種でその専門制度が設立されています。次々と新しい手技や医療器具が開発され日進月歩に発展するインターベンション治療においてもチーム医療は欠かせません。しかし、医師の専門医制度は早くから設けられていたものの、放射線技師や看護師においては、長年その専門制度がありませんでした。そこで2007年に日本インターベンショナルラジオロジー(IVR)学会は看護師の専門制度(日本IVR学会認定IVR看護師)を設立し、現在までに851名という多くの有資格者を世に配し、インターベンション看護の重要性が少しずつではありますが、認識されるようになってまいりました。そして本制度は、今年8月から「日本インターベンショナルラジオロジー学会・日本心血管インターベンション治療学会合同認定インターベンションエキスパートナース(英語表記;Intervention Nursing Expert)制度」の名のもと、装いも新たに日本IVR学会と日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)の共同運用となりました。これにより、従来の領域に加えて心臓部門が加わったことで、全領域を網羅することとなり、さらに本制度が充実し、より高いインターベンション看護を目指せることとなりました。

 

 今後も従来と同様、有資格者を配することだけでなく、資格取得後の教育をさらに充実させ、インターベンション看護の向上と確立に邁進する所存でございます。
何卒、今まで以上にご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げる次第でございます。