イクボス宣言とは

「イクボス」とは部下のキャリアやライフ・ワーク・バランスを応援するボスのこと。

関連リンク

・育メンプロジェクト:https://ikumen-project.mhlw.go.jp/ikuboss_voice/search/
・日本総イクボス宣言プロジェクト:https://www.mhlw.go.jp/ikubosu/


イクボスファイル 5

中塚 誠之先生(慶應義塾大学放射線診断科IVRグループ)

推薦文 (推薦者:国立がん研究センター中央病院 放射線診断科 医員 宮林真未奈先生)
 慶應義塾大学放射線診断科IVRグループには、子育て中のスタッフ、レジデントが多数在籍しています。様々な事情で仕事より家庭を優先しなければならない事がありますが、その際は年次を超えてカバーしあっています。 私は夫と共働きで、子供がおりますが、最近は受験勉強やクラブチームの遠征など、土日祝日と親が関与しなくてはならないイベントも多く、子供の心身サポートも大変な時期でした。 そんな中、通常業務、夜間オンコール業務を継続し、ライフワークであるIVRへのモチベーションを維持できたのは、中塚先生が作り上げた教育体制と互いに助けあう温かい雰囲気が、達成感と向上心をもたらしてくれ、「子育ては大変だけど仕事もやりがいがあって楽しい!もっと頑張りたい!」と素直に感じる事ができたからだと思います。 時には、人生の大先輩として、子供の受験勉強の悩みや、クラブチームの親同士の付き合い方など、プライベートな事まで親身に相談に乗ってくださいました。 私含めスタッフが皆、公私ともに充実した生活を送れている事から、近年は医局内でIVR医を志す若手男性医師・女性医師が増えています。 この先も、中塚先生率いる慶應IVRグループは、どんどん盛り上がっていくと思います。今後も働きやすい職場づくりに私も貢献したいと思っております。 慶應義塾大学放射線診断科IVRグループのイクボスとして中塚先生を推薦します。

(2024年4月現在)


イクボスファイル 4

平木 隆夫先生(岡山大学病院 放射線科)

推薦文) (推薦者:岡山大学病院 放射線科 馬越紀行先生)
 岡山大学病院放射線科では、育児中のスタッフやレジデントが男女ともに多数在籍しています。私自身、小学生から幼児まで4人の子育て真最中で、仕事に育児に忙しい日々を送っています。4人目の妊娠時はCOVID-19の流行中ということもあり、お互いの実家の援助が受けづらく、またやんちゃ盛りの上の3人の子供達の世話もあるため、出産後の生活に対して強い不安を感じておりました。そこで思い切って、これまで当科では前例のなかった“男性育休”の取得について平木先生に相談させて頂きました。平木先生は突然のお願いにも関わらず親身にご相談に乗って下さり、出産後2ヵ月間の育児休暇を取得させて頂けることになりました。育休中は慣れない子育てや家事に四苦八苦しながらも、幼い我が子と過ごす何ものにも代え難い貴重な時間を頂き、大変感謝しています。育休明けも私だけでなく妻や子供達の様子を気遣うお言葉を多数かけて頂きました。平木先生ご自身も2人のお子様を子育て中の父親として、育児の大変さに共感を頂いていると感じます。 また当科では遠隔読影のシステムが整い、育児中の医師の在宅勤務が開始しました。育児だけでなく個々の状況に応じた様々な働き方が求められる時代だと感じますが、平木先生は放射線科の先頭にたち改革を進めておられます。ここに平木先生をイケイクボス(イケてるイクボス)として推薦させて頂きます。

(2023年11月現在)




イクボスファイル 3

楠本 昌彦先生(国立がん研究センター中央病院 放射線診断科)

推薦文 (推薦者:国立がん研究センター中央病院 放射線診断科 医員 小澤瑞生先生)
 我が家は昨年夏に第1子が誕生しました。COVID-19が大流行を見せる折、お互いの両親には頼れない環境での出産、子育てに私も妻も強い不安を感じておりました。予定日が近づき落ち着かない中、楠本先生は「いつでも休んでくれて構わないから出産にも是非立ち会う様に。もちろん育休も規定通り十分取りなさい。」と心強いお言葉をかけて下さいました。実際に出産にも立ち会うことができ、産後2週間の育休で娘や妻とかけがえのない時間を過ごすことができました。 当院には子育て中の医師が男女問わず多数在籍しています。子供や家族の体調が芳しくない時、子供の行事やイベントなどがある時、楠本先生は快く休暇を取らせて下さいます。もちろん、事情があって休みがちなスタッフに対する不当な扱いなどあるはずもなく、非常に安心して家庭と仕事の両立が図れています。この様な環境においてスタッフはストレスなく業務にあたることが出来ており、臨床研究いずれでも効率が上がっていると実感しています。 楠本先生はまさしくイクボスに相応しく、ここに推薦させて頂きます。

(2022年1月現在)


イクボスファイル 2

藤本 肇先生(千葉大学医学部附属病院 放射線科・画像診断センター)

推薦文(推薦者:和田 武先生/千葉大学医学部附属病院放射線科・画像診断センター)
 千葉大学医学部附属病院放射線科・画像診断センターでは,育児中の女性医師が複数人勤務しており,子供の発熱などに伴う急なスタッフの欠員に対しても皆でカバーしあっています。子供の参観日や発表会などでスタッフがお休みを取ることも可能であり,育児に寛容な職場だと思います。
 私自身としましては2020年に第一子,2021年に第二子が誕生致しましたが,育児休暇や,出産に伴う特別休暇などを固めて取得させていただき,合わせて2ヶ月以上のお休みをいただきました。コロナ禍のなか,遠方に住む両親の助けが期待できなかったため,出産直後にまとまったお休みが取れたことはとても助かりました。私の後にも育児休暇を取得された男性スタッフが続いており,男性医師にとっても育児がしやすく家族との時間を作りやすい職場環境となっています。
 画像診断センター長の藤本肇先生は,就任直後から千葉大学のスタッフを大幅に拡充して,誰かが休みを取っても各人の負担が少ない環境を整えてくださっただけではなく,積極的に休みを取りやすい雰囲気も作ってくださっています。また,藤本先生の就任以降,読影率が大幅に上がり施設内での放射線科の存在感が増してきているのは間違いなく,業務面でも千葉大学の改革を進めておられます。千葉大学が誇る理想のイクボスとして,藤本肇先生を推薦いたします。

(2022年1月現在)


イクボスファイル 1

五十嵐 達也先生(藤枝市立総合病院 放射線診断科・乳腺画像診断科・IVR科)

推薦文(推薦者:鹿子裕介先生/藤枝市立総合病院)
 我が家は妻も医師でフルタイム共働きのため、私も育児参加せざるを得ず現状定時勤務とさせていただいています。当科は人数が少ないので、特に五十嵐先生には非常に迷惑をおかけしていますが、いつもたすけていただいています。おかげさまで3人の子宝にも恵まれ、ますます子育てが忙しくなり、嬉しい悲鳴をあげています。
 この状況では、仕事面で冷遇されてもおかしくないと自分でも思いますが、逆に私のライフワークであるIVRを全面的に応援指導してくださり、幅広い症例を数多く経験できています。当院のIVR症例数も私の赴任当初より著増し、病院および地域医療に貢献することができていると考えています。
 部下に公私ともに充実した生活を送れるように配慮し、かつ業務も拡充しているという点において、五十嵐先生こそイクボスに相応しいと思います。

(2022年1月現在)