救急IVR認定医について

第1回救急IVR認定医試験実施について(※赤字部分が一部変更されました)

理事長 山門亨一郎

謹啓

日本IVR学会のIVR専門医は,日本専門医機構(以下,機構)の放射線科領域のサブスペ
シャルティ専門医となり,その修練制度が変更になります。これにより,名称も従来の
「IVR専門医」から「放射線カテーテル治療専門医」へと変更になり,初回の同専門医試験は2025年2026年以降の実施を目指しています。
 この制度変更に伴い,2018 年以降に機構の基本領域の専門医制度で放射線科以外の専
攻医として研修を積まれた方は,「放射線カテーテル治療専門医研修カリキュラム」を専
攻することができなくなりました。
 そこで日本IVR学会では,基本領域で放射線科以外を専攻された方,特に救急科を専
攻された方の,IVRの質の担保・普及のために,救急領域に関しては,学会認定の「救急
IVR認定医」を制定する必要があると考え,協議を重ねてまいりました。
 その結果,救急科専門医を取得していること,尚且つ,3 年以上*の修練により,100
例以上の症例経験(100 例のうち,救急IVR症例を60 例以上)を積んでいただくこと,IVRに関連する画像診断を含む試験に合格していただくことを,救急IVR認定医の要件としました。

 *初期研修および専攻医プログラム研修期間中は含まない

記念すべき先陣の認定医として今後の救急医療の発展のためにご尽力いただければ、この上ない幸せです。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

1.申請資格

次に定めるすべてに該当すること。

a) 日本国の医師免許を有すること。

b) 継続して3年以上本学会会員であること。
  (入会から2024年7月31日までに満3年が経過していること)

c) 本学会の認める救急IVRに関連する以下の専門医資格を有すること。

日本救急医学会 救急科専門医(学会認定または日本専門医機構認定)

②その他,①と同等の専門医(委員会での検討・認定を要する)

d)IVR専門医放射線カテーテル治療専門医(旧:IVR専門医)もしくは1回以上更新した救急IVR認定医IVR専門医の指導のもとで、*3年以上のIVR研修を行い、定められた症例数を経験していること(修練施設へ通い専門医から技術指導を受けること、また専門医を自施設に招聘し、技術指導を受けることも許可する)。

*初期研修および専攻医プログラム研修期間中は含まない。
**IVR研修とは,IVR手技経験,IVRに関する学術活動(学会発表,論文発表など)を含む.各年次に,IVR手技経験あるいはIVRに関する学術活動(学会発表,論文発表など)を行っている必要がある(この措置は2024年の試験のみに適応する).

e) 2020年~2024年の間に、日本IVR学会総会・学術集会に1回以上出席していること。

f) 定められた学術的業績の要件を満たすこと

2.試験日程

日 時:2024年 11月10日(日)(予定)

場 所:アジュール竹芝(東京都港区海岸1-11 - 2)

3.試験方法

書類審査,筆記試験および口頭試問

※ 以上は現時点での予定であり,今後変更になる場合もございます。IVR 学会ホームペー
ジ,メールマガジン,ニュースレター会告を随時ご確認いただきますようお願い申し
上げます。

救急IVR認定医試験受験申請にあたって

 

●この件に関するお問い合わせについて

お問い合わせ用メールアドレス:office@jsir.or.jp

※お問い合わせの聞き間違え等がないよう、メールによるご連絡をお願いしております。
(ご回答にしばらくお時間を頂く場合がございます。予めご了承ください。)

 

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更新日: 2024年4月16日



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