救急IVR認定医試験(特別枠)について

日本IVR学会認定 救急IVR認定医試験 受験資格特別枠について

理事長 山門亨一郎

謹啓

救急IVR認定医試験受験資格要件のひとつにIVR専門医の指導下で100例のIVR症例経験というものがあります.従来のIVR専門医試験では自施設が修練施設でなければ経験症例として認められていませんでしたが,今年度から実施される救急IVR認定医試験の受験資格要件においては,通い研修や招聘してのIVR研修などが認められ,従来のIVR専門医試験に比べて申請しやすくなっています.しかしながら,救急IVR認定医を取得したい希望があったとしても、IVR専門医が近隣に居なかったため招聘できるような状況になかった、或いはIVR修練施設に研修に行けなかった等の事情により、受験資格を満たすことが叶わない先生方がいらっしゃることも認識しております.日本IVR学会としては、地域のIVRを担い,経験も知識も十分にあるという自負をお持ちの先生方に今後も活躍いただくことを願い、救急IVR認定医試験の受験資格に救済措置として救急IVR認定医受験資格(特別枠)を設置することといたしましたので、対象の先生方にご活用頂ければと考えております. 

1.  申請資格

次に定めるすべてに該当すること。

a) 日本国の医師免許を有すること。

b) 継続して3年以上本学会会員であること。
  (入会から2024年7月31日までに満3年が経過していること)

c) 本学会の認める救急IVRに関連する以下の専門医資格を有すること。

日本救急医学会 救急科専門医(学会認定または日本専門医機構認定)

②その他,①と同等の専門医(委員会での検討・認定を要する)

d) 日本IVR学会総会・学術集会に1回以上出席していること。

e) 定められた学術的業績の要件を満たすこと

 

2.試験日程

日 時:2024年 11月10日(日)

場 所:アジュール竹芝(東京都港区海岸1-11 - 2)

 

3.試験方法

書類審査,筆記試験および口頭試問

※ 以上は現時点での予定であり,今後変更になる場合もございます。

 

救急IVR認定医受験資格(特別枠) 提出書類

1.  理由書:A44部(A4サイズであれば形式は自由)
 ● IVR専門医の指導下で100例のIVRを研修できなかった理由
 ● IVRに関する経歴
 ● IVRに関する業績(学会発表,論文など)
 ● IVR認定医試験を受験することの必要性について
 ● その他

 

2. 救急IVR認定医試験受験申込書(様式1) オリジナルと,そのコピー4部(計5部)
 ● IVR学会指導医2名による推薦を得ること.
 ● 推薦者は、被推薦者が救急IVR認定医に見合う技量を習得していることを証明する

 

3. 受験資格を証明する資料  医師免許のコピー1部  専門医認定証のコピー1部

 

4. IVR症例リスト提出(300例)(様式2(特))
 (症例リスト300例中,120例以上が術者であること)
 ※下記2種を様式2()エクセルファイルより作成
 ● IVR施行日を現在から過去にさかのぼったシート 4
 ● 血管系,非血管系で分けた後に,術式でソートしたシート 4

 

5. 実績一覧 (様式6) 4

①IVRに関する学術発表と学術論文の業績をいずれか,または合わせて3編の一覧。

②3 編のうち1編は,必ず日本IVR学会総会・学術集会または日本IVR学会地方研究会の筆頭演者であること,または業績対象となる学術雑誌の筆頭著者であること。

③その他の2 編は,共同演者または共著者でもかまわないが,それを証明する書類の提出が可能であること。

◆学術論文の業績対象となる学術雑誌は以下の通りとする。

a. 日本インターベンショナルラジオロジー学会雑誌(IVR会誌)

b. Interventional Radiology(Official Journal of JSIR online)

c. 査読のある学術雑誌

◆共同演者の業績対象となる学術集会は以下の通りとする。

 日本IVR学会の定める更新認定5単位以上の学術集会

④ 日本IVR学会総会・学術集会に最低1回は参加すること(参加証明書のコピーを添付すること)。

 

6. 5の実績一覧に対する付記資料

① 各4部論文は掲載誌,発表年月,論文名,著者名が確認できるページのコピーを添付すること。

② 学会・研究会発表は,発表者・共同演者(申請者名を含む),演題名,学会・研究会名,開催日時・場所が記載されているプログラム・抄録ページのコピーを添付すること。

③ 資料が複数枚にわたる場合は業績ごとにホチキスで留めて提出すること。題名だけではIVR に関する学術論文,学術発表であることが不明な場合は,演題がIVR に関する内容であることを確認できる論文や抄録等のコピーも添付すること。

 

7. IVR学会総会出席証明書(またはネームカード)のコピー(1回分) 1部

 

8. 受験料・登録料の振込票のコピー 1部
※振込証明となるもの(ATMご利用明細書、ネットバンキングのスクリーンショット等)

 

9. 必要書類チェックリスト 1 部

委員会で理由書および症例リストを審査し,受験資格を与えるか決定する.委員会からの問合せには速やかに応じられるものとする

この処置は3年を目安に行う予定(20242026年)

通常の救急IVR認定医試験受験資格要件を満たすことができるにも関わらず、特別枠を用いて受験することは許容されない。また特別枠で申請を行った場合は、通常の救急IVR認定医試験受験資格が認められなくなる。

 

● 申請方法

(1)認定医認定試験受験申込書について
所定の認定医認定試験受験申込書を使用し必要事項を明記すること。

(2)上記様式は本学会ホームページにてダウンロード可能であり、これを用いること。必要事項を記入し,必ずA4判縦でプリントアウトしたものを送付すること。電子データは受け付けない。

(3)受験料・登録料について
50,000円(書類審査料・受験料30,000円,登録料20,000円)を以下口座に振り込むこと。不合格(書類審査及び筆記試験,口頭試問)の際は,登録料20,000円のみ返金する。(全て税込金額)書類に不備がある場合は,書類審査不合格となり,書類審査料30,000円は返却しない。

(4)提出先
提出書類を事務局宛に郵送すること。申込書が届き次第,事務局から受領メールを送付する。封筒の表に「救急IVR認定医試験受験申込書(特別枠) 在中」と朱筆すること。

【事務局】
〒355-0063 埼玉県東松山市元宿1-18-4
日本IVR学会 事務局

●受験申込書受付期間

2024年8月1日(木)~ 9月5日(木)消印有効

注:期限を過ぎてから到着した書類は,未開封のままご返却します。

2024年救急IVR認定医試験(特別枠)申請書類ダウンロード

●この件に関するお問い合わせについて

お問い合わせ用メールアドレス:office@jsir.or.jp

※お問い合わせの聞き間違え等がないよう、メールによるご連絡をお願いしております。
(ご回答にしばらくお時間を頂く場合がございます。予めご了承ください。)

 

第1回 救急IVR認定医試験(特別枠:2024) 合格者につきましては、
通常試験の合格発表をご確認ください。

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更新日: 2025年3月31日



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